とある休日、金氏家の父・高雄はある悩みを相談するために、Drハセ研究所を訪ねました。
実は最近、身体からダルさがとれないんですよ。春になって気持ちのよい天気が続いているのに、どうしてなんでしょうか?
それは、肝臓の働きすぎが原因かもしれません。寒い冬から春にむけて気候が良くなってくると、身体は活動モードに入ります。それにともなって、肝臓も冬の間に溜め込んだ余分な脂肪や老廃物などを一気に分解・解毒しようとフル回転します。しかしその状態が続くと、肝臓は疲れてしまい、身体もだるさなどの不調を感じやすくなるのです。
なるほど、肝臓が原因だったんですね。でも、春は新年度で仕事は忙しいし、子どもたちの学校行事も多いから、なかなか休めなくて…。どうしたもんか。
それなら、栄養たっぷりで食卓でもおなじみの野菜・キャベツで、手軽に肝臓ケアをしてみませんか? キャベツには「グルコシノレート」という成分が含まれており、この成分が肝臓の解毒機能を高めてくれるんです。それに加えて、キャベツには胃腸の働きを助けるビタミンUも豊富です。大好きな揚げ物の食べすぎてしまって、よく胃もたれを起こすお父さんにピッタリの食材なんですよ。
そうなんですね!キャベツって身近な食材だからあまり気にしたことがなかったけど、こんなにも健康に良い栄養素があるですね。
この時季であれば、キャベツの中でも、春に旬を迎える「春キャベツ」がオススメです。葉がみずみずしく柔らかいため、生の状態で食べてもとても美味しいんですよ。
ありがとうございます!さっそく仕事帰りにスーパーによって、春キャベツを買ってみます!
★Drハセ研究所 研究員のオススメ食材★
今回の食材:春キャベツ
旬:3月~5月頃
調理のポイント:春キャベツは葉が柔らかいため、手で簡単にちぎることができます。調理する時間があまりない場合は、清潔な手でキャベツの葉をちぎり、ごま油や塩昆布などをあえて食べるのもオススメです。