青じそ茶で、ゆったり快眠

ある日の深夜、母・レイコはなかなか眠れずにいました。祖母・みつは、そんなレイコの姿を見て、あることを思い出しました。

おばあさん

どうしたんだい? もう夜遅いのに、まだ起きているのかい?

お母さん

なんだか気持ちが落ち着かなくって、目も冴えちゃって…。

おばあさん

それはつらいねえ…。あ、そうだ。お隣さんからもらった野菜の中に青じそがあったね。それで、青じそ茶を作ってあげようか。

お母さん

青じそ茶ですか?

おばあさん

そう、青じそ茶の香りで、ゆったりした気分になれるんだよ。すぐ出来るからちょっと待ってて。

青じそ茶のつくり方

分量:青じそ3枚程度、お湯1カップ

  1. 青じそを3~4回手でちぎる。(青じそを重ねて半分ずつちぎると、簡単です)
  2. 青じそをティーポットにいれ、お湯を注ぐ。
  3. 2~3分蒸らす。※蒸らしすぎるとエグみが出るので注意。
  4. 香りがでたら、カップにうつして完成。

青じそ茶の作り方

お母さん

すっごく簡単にできるんですね! これなら夜遅い時でもサッと作れそうです。青じその心地よい香りのおかげで、リラックスしてきました。おかげでグッスリ眠れそうです。

おばあさん

それはなにより。寝付けない夜は青じそ茶を試してみるといいよ。

お母さん

ありがとうございます♪

栄養よし&香りよしの万能野菜「紫蘇(しそ)」

紫蘇は、β-カロテンをはじめ、ビタミンやミネラルを多く含んでいる万能な緑黄色野菜です。また、紫蘇の爽やかな香りはリラックス効果があるとされています。さらに、その香りにはペリルアルデヒドという防腐・殺菌作用のある成分が含まれており、昔から食中毒予防として刺身などに添えるツマとして活用されています。

赤紫蘇は生薬としても有名

赤じそ

紫蘇には、大きく分けて緑色の葉をした「青紫蘇」、紫色の葉の「赤紫蘇」があり、赤紫蘇は古くから漢方薬に利用されてきました。赤紫蘇などを配合した漢方「半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)」には、不安神経症や神経性胃炎などに効果があるといわれています。

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