ドンヨリとした天気が続き、調子が崩れやすいこの季節。家族の体調があまり優れず、心配なお母さんはDr.ハセ研究所の研究員に相談することにしました。
近頃、病気でもないのに家族の体調が良くないんです。夫は身体が重だるいと言っていて、子ども達はあまり食欲がないみたい。何か家族みんなが元気になれる方法はないでしょうか。
そうですね…。あ、梅干しはいかがですか？梅干しは、疲労感や食欲不振といった梅雨時の不調の解消にピッタリの食材なんですよ。
梅干し？なぜ梅干しが梅雨の不調に良いのでしょうか？
理由は酸味成分のクエン酸です。梅干しやレモンなどの柑橘類に含まれているクエン酸には、身体のエネルギーを作る働きをサポートする効果があります。そのため、クエン酸を摂ると身体が疲れにくくなるんです。また、唾液の分泌を促す効果もあるため、食欲増進にも力を発揮するんですよ。
でも、どうして梅干しなんですか？梅干しよりレモンの方が酸っぱいから、クエン酸が多いような気がしますが…。
実は梅干しには、レモンの２～３倍ものクエン酸が含まれているんです。それに梅は今が旬！レモンの旬は冬ですしね。健康を考えるなら栄養が豊富な旬の食べ物を摂るのが一番！
なるほど、だから梅干しがオススメなんですね！毎日手軽に食べられるし、梅干しがあれば、家族みんなが元気を取り戻せそう！さっそく今日から献立に取り入れてみますね。
★Drハセ研究所 研究員のワンポイント★
梅干しは、日本最古の医学書にも登場するほど、昔から健康に役立てられてきた食材です。ただ、栄養が豊富な反面、塩分が多いために食べ過ぎると塩分過多になります。１日１粒を目安に食べましょう。
