冬場の入浴時に気をつけたい「ヒートショック」

お風呂場

「高血圧の人はヒートショックに要注意!」そんなニュースを見たおじいちゃんは困り顔。血圧の高いおじいちゃんは、ヒートショックに気をつけたいものの、それが何かよくわからなかったのです。そこでおじいちゃんは、友人のDrハセに聞いてみました。

おじいちゃん

高血圧の人が気をつけないといけない「ヒートショック」って、何ですか?

Drハセ

寒暖差によって血圧が急激に変動する現象のことですよ。特に多いのが冬の入浴時。暖かいリビングと寒い脱衣所を行き来するため、ヒートショックが起こりやすいんです。高血圧の人は健康な人よりも血圧の変動が激しくなりやすく、脳卒中や心筋梗塞など重篤な症状を招くリスクが高まります。だから、注意が必要なんですよ。

おじいちゃん

それは怖い!お風呂に入る時はどうしたらいいんでしょうか?

Drハセ

暖かい場所と寒い場所の「寒暖差」を減らすことが重要ですね。

入浴時の“寒暖差”を減らす4つの工夫

  1. 暖房機などで脱衣所を温める。
  2. シャワーや湯船の湯気で浴室を温める。
  3. 湯船に入る前に掛け湯をする。
  4. お風呂の温度を40度以下にしておく。
ヒートショックを防ぐ
おじいちゃん

勉強になりました!この冬は、ヒートショックには十分に気をつけます。

★Drハセのワンポイントアドバイス★

Drハセ
高血圧の他に、飲酒後もヒートショックに注意が必要です。お酒を飲んだ後は血圧が低下しやすくなるため、血圧が急激に上昇する可能性が高まります。忘年会に、新年会…年末年始はお酒を飲む機会が増えます。十分に気をつけてくださいね。

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